日本の若者たちが広西を訪問し、中日友好交流深める
広西壯(チワン)族自治區を訪問中の「日本青少年中國広西壯族自治區友好交流団」のメンバーである熊本県の學生?島美織さんは26日、同自治區南寧市で開かれたクロージングセレモニーで、交流団を代表して「私は日本から出たのは今回が始めて。初の海外旅行で、中國の広西に來ることができて、とてもうれしい。広西の方はとても親切で、広西の自然の景色も美しかった。短かったものの、ここ數日、とても素敵な時間を過ごすことができた。日中友好がずっと続くことを願っている」と語った。中國新聞網が報じた。
広西民族博物館を見學する日本の若者たち(7月26日撮影?王以照)。
広西壯族自治區人民対外友好協會が主導して招待した「日本青少年中國広西壯族自治區友好交流団」の一行約50人は7月21日に同自治區に到著。その後、交流団のメンバーは、同自治區を流れる美しい川?漓江や柳江、天下一美しいと言われる桂林の自然の景色や獨特のカルスト地形を観光したほか、桂林ビーフンや柳州タニシ麺といったご當地グルメを味わった。さらにゴム動力飛行機やマーブリングで作る団扇の「漆扇」作り體験、糍粑(米粉で作った餅)や餃子作りを體験した。さらに、和歌山県のアドベンチャーワールドで生まれ、中國に返還されたパンダ「明浜(メイヒン)」を観覧して、現地の人々と交流し、親睦を深めた。
柳州でパンダをバックに記念寫真を撮る日本の若者たち(7月25日撮影?林馨)。
同自治區は日本の6都市と友好都市提攜をしている。その中で、桂林市と熊本県熊本市は1979年10月1日に友好都市提攜をしており、同自治區で海外の都市と友好都市提攜をした初めての都市となった。その後、1982年5月20日には、同自治區と熊本県が友好交流協定を締結した。
中國武術を體験する日本の若者(7月22日撮影?蔣豊慧)。
広西壯族自治區外事弁公室の韋瑜副主任は、「當自治區と熊本県が友好交流協定を締結してから40年以上の間、両地は各分野で多種多彩な交流活動を展開してきた。新型コロナのパンデミック以降、當自治區が招いた日本の若者たちが訪問するのは今回の交流活動が初めてとなる。當自治區と日本の友好都市の青少年の間の相互理解と親睦がさらに深まるだろう」と語った。
熊本県観光國際政策課の高田若奈參事は、「今回の活動に參加した日本の若者たちの多くは初めて中國を訪問した。彼らがリアルな中國を體感し、中國を愛する種が心に撒かれると確信している。當県は今後、広西と共に、さらに様々な形で、斬新な交流活動を展開し、日中両國の若い世代が友好的な感情を築けるようしていく計畫」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年7月30日
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